口臭の原因は1つじゃない!口臭になりやすい人の特徴と改善方法

投稿日:2017年10月10日|カテゴリ:院長コラム
口臭

自分の口臭が気になるという方は結構多いのではないでしょうか。また、自分で気にならなくても、家族や知人に指摘され、恥ずかしい思いをしたなんていうこともあるかもしれません。実は、口臭が強くなってしまうのには様々な原因があります。今回は口臭について、その原因と改善方法をお話ししたいと思います。

口臭の原因

1.虫歯や歯周病

 ひどい口臭の原因として多いのは、やはり虫歯や歯周病を治療していない場合です。虫歯や歯周病は、口腔内の細菌が歯や歯周組織に感染して起こるものですが、放置しておくと膿が発生したり、歯の神経が腐ってしまったりして、悪臭を放つようになります。

2.歯磨きが不十分

 歯磨きが不十分だと、歯の表面に「プラーク」と呼ばれる細菌のかたまりが停滞しやすくなります。鏡で口の中を見てみて、白くてねばねばした物体が歯に付着していないでしょうか。それがプラークです。プラークは口の中の食べカスや、古くなった粘膜などのたんぱく質を餌にしています。それを分解するときに、強い匂いのガスを発生させるのです。これが口臭の原因となります。

口臭

3.口腔内が乾燥している

 唾液の分泌が十分ではなく、口腔内が乾燥しているときにも、口臭が発生します。唾液の中には殺菌作用のある物質が含まれており、唾液が十分に分泌されていると、口腔内の細菌を減少させてくれます。また、細菌を洗い流してくれる効果もありますので、唾液があることにより口臭が発生しにくくなります。

 しかし、唾液が十分に分泌されていないと、口腔内の細菌の数が増え、口臭がつよくなってしまいます。口腔内が乾燥する原因としては、常用しているお薬の副作用が原因であったり、加齢が関係していたりする場合もあります。また、口腔内に「カンジタ」というカビの一種が繁殖し、乾燥を引き起こしている可能性もあります。

 本当にまれですが、膠原病の1つである「シェーグレン症候群」という病気が見つかることもあります。可能性としてはとても低く、診断には専門的な検査をする必要があります。

4.煙草を吸う習慣がある

 煙草を吸っている人は、口臭が強くなる傾向にあります。煙草の中に含まれる成分には、口の中を乾燥させるものがあります。口腔内が乾燥するとプラークが停滞しやすくなり、口臭を発生させることにつながります。また、煙草は歯茎の血行を悪くしますので、歯周病が進行しやすくなり、歯周病が原因の口臭も発生します。

口臭の改善・予防方法

1.虫歯や歯周病

 虫歯や歯周病が原因の口臭の場合、感染源を取り除かない限り消えることはありません。もっとも、悪臭がするほど虫歯や歯周病が進行してしまうと、強い痛みを覚えることがほとんどだと思います。虫歯や歯周病を疑うときは、なるべく早めに歯科医院を受診し、治療をしましょう。

2.歯磨きをしっかり行う

 口臭を予防するには、やはり歯磨きをしっかり行うことです。食べた後に、1回10分ほどかけてじっくり歯磨きをしましょう。また、歯ブラシだけではプラークの40パーセントほどは取れないままだと言われています。デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を使って、効率よく磨いてください。

口臭

3.飲んでいるお薬の見直しや、口腔乾燥のチェックをする

 お薬の副作用で口腔内が乾燥し、口臭が出ている場合は、お薬を変更したり、減らしたりすることができないか主治医に聞いてみましょう。また、乾燥が続く場合はカンジタやシェーグレン症候群など、専門的な治療が必要な場合もありますので、口腔外科などでよく診察してもらうことが必要です。

4.煙草はほどほどに!

 愛煙家にとって、煙草は簡単にやめられるものではないと思いますが、口臭が気になるのであれば禁煙、または本数を減らすことも視野に入れなくてはならないでしょう。禁煙外来を利用してみるのも1つの手段です。保険内で治療することもできますので、検討してみてくださいね。

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※上記コラムに関するご質問・ご相談は、虎ノ門(神谷町)の歯科岡田歯科クリニックへご連絡下さい。