赤ちゃんの歯みがきっていつから?乳歯の虫歯予防について

投稿日:2017年8月10日|カテゴリ:院長コラム
乳歯の虫歯

赤ちゃんに歯が生えてくると、成長が嬉しい反面、気になるのは歯みがきのことですよね。赤ちゃんの歯はおとなしと比べてとても小さいし、生えかけの歯もあるし、口に物を入れるのは嫌がるし…どうやってケアしたら良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

今回は、乳歯の歯みがきの仕方や時期など、赤ちゃんの虫歯予防に関することをお話したいと思います。

乳歯の生える時期

 乳歯は一般的に6ヶ月頃から生え始めますが、個人差が大きく、もっと早くから生えてくる子もいれば、10ヶ月になっても生えてこないという子もいますので、目安として考えましょう。一番初めに下の前歯が生え、その後上の前歯が生えてきます。乳歯は全部で20本あり、2~3歳頃に全ての乳歯が生え揃います。

乳歯の虫歯

乳歯の虫歯はとてもやっかい!

 乳歯はいつか抜けるから虫歯になっても大丈夫!とう考え方は大間違いです。乳歯の虫歯は、実はとてもやっかいです。乳歯の根っこの先には、すでに永久歯の種ができています。乳歯が虫歯になると、その下の永久歯が影響を受けて、上手く生えてこなかったり、変色してしまったりすることもあります。

 また、乳歯といえども虫歯が痛いことには変わりないので、治療をしなくてはなりません。想像がつくかと思いますが、小さい子どもに虫歯治療を受けさせるのは、とても大変なことです。乳歯の虫歯は予防するに限ります。

まずはガーゼでケアしましょう

 下の前歯が生えてきたら、ガーゼでケアをする習慣をつけましょう。水で濡らしたガーゼで、歯の表面をやさしく拭いてあげてください。また、赤ちゃんはうがいができませんので、食事の最後にお茶やお水を飲むのも効果的です。

 上の前歯が生えてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシを使ってみましょう。上の前歯は、下の前歯と違って汚れが溜まりやすいので、歯ブラシを使った方がきれいになります。歯ブラシを使用する際は、歯茎を強くこすってしまうと痛くて嫌がることが多いので、あまり力を入れすぎず、細かく動かして磨きましょう。

乳歯の虫歯

赤ちゃんの歯みがきの回数

 歯が生えて間もないうちは、1日に1~2回程度の歯みがきで十分です。赤ちゃんの歯みがきは、歯みがきに慣らすというのが一番の目的だからです。奥歯が生えてくる1歳半~2歳頃から徐々に回数を増やして、毎食後の歯みがきを習慣にしていくといいでしょう。

歯みがき粉は使った方がいいの?

 歯みがき粉は無理に使う必要はありません。特に、うがいができない間は、歯みがき粉を洗い流すことができないので、使わない方が良いでしょう。歯みがき粉を使用してもしなくても、歯ブラシでしっかりと歯の表面をこすることが大切なのです。

 子供用の歯みがき粉には、味がついていたり、フッ素が配合されていたりするものもあります。歯みがきを効果的に行うことを手助けしてくれる場合もありますので、お子さんが好む場合は使用して良いと思います。

フッ素について

 フッ素は、歯の表面のエナメル質に作用し、虫歯になりにくくしてくれます。特に乳歯が生えて間もない頃のエナメル質は「幼若エナメル質」と呼ばれ、フッ素を取り込みやすいので、早めに塗布することでより効果を発揮します。市販のフッ化物配合の洗口剤やジェルなどをご家庭で使うのもおすすめです。

 また、歯科医院で塗布してもらえるフッ素は市販のものより効果が高く、エナメル質に吸収されやすいようにプロがしっかり塗布してくれますので、ぜひ活用してみてください。歯科医院で使用するフッ素は、身体に害がでないよう考慮された濃度と量を守っていますので、安心してくださいね。1歳半の歯科健診などで、一緒にフッ素を塗ってもらえることもありますので、聞いてみるのも良いと思います。

乳歯の虫歯

 

※上記コラムに関するご質問・ご相談は、虎ノ門(神谷町)の歯科岡田歯科クリニックへご連絡下さい。